昨日の日経夕刊一面にこのような記事が御座いました。

派遣社員のスキルやキャリアをグレード化し適正な評価で能力に応じた賃金体系を設けよういうものです。

そもそも派遣社員は仕事内容や派遣先毎で派遣会社の交渉能力によって決まる賃金体系ですから、不公平感は出てしまいます。
同じ仕事しながら派遣元が違うだけで時給100円くらいは違ってたり、交通費が支給されてたりと、不透明感が多かったのですが、人手不足感からモチベーション喚起の意味合いもあっての対応か、何らかのルールが必要になったようです。

そもそも時給制自体に無理があります。
能力のある人、仕事の速い人ほど与えられた業務量をこなす時間は短いので、慣れない人や仕事の遅い人に比べて当然短時間で仕事は終わらせます。
残業も少ないはずです…しかしながら貰う賃金は時給制ですから長く仕事した人ほど高給になります。

なんかそういうスタンスで仕事ってやるもんじゃないとわかってはいるものの、感じる理不尽さが『派遣離れ』に繋がっているのは否めません。

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